2019年10月16日
こうした課題はありますが、総合的にはアグロフォレストリーは森を育て、落葉による栄養の循環が生まれること、土壌の流出を防ぎ環境に優しいという面があります。
さらに複数の農作物を育てることは、ある種類の作物が安くなってしまっても、他の作物で補うことができますので、価格変化による影響は受けづらくなります。
樹木と農作物の相性の良い組み合わせは、収穫増加や土地の有効活用ができますので、メリットの方が大きいといえます。
人類は所詮、地球上に一番あとから入ってきた生物なのですから、自然に逆らわず、自然と共生していくことが今後の農業には必要になるでしょう。
桐の植林・育林に留まらず、その加工・販売に至るまで、桐産業としての一貫したサイクルを確立できたことにより、安心して植林にとりかかることができます。
「桐の植林」