2019年9月13日
住宅一棟に使われる建築材や壁紙などに使われる接着剤はどのくらい使わているかご存知でしょうか?
なんと、ドラム缶1本も使われているんです!そして、住宅内にある家具や日用品、布製品からも接着剤の成分が揮発しています。
その他、合板防腐剤や塗料用溶剤、ポリスチレン重合断熱材、白あり駆除の防蟻剤、壁紙などの可塑剤からも揮発しています。
その接着剤などの成分にアトピーや化学物質過敏症に影響を与える揮発性有機化合物(キシレンやトルエンなど)がたくさん含まれているとしたら、ましてや最近は高気密高断熱の住宅が増えていますから、そこに住む人たちの健康状態はとても心配になります。
では、なぜそのような健康に影響を与えるような化学物質が多く含まれているのでしょうか?
一つは住宅建材を伐採した土地の環境が考えられます。
工場の煤煙や車の排気ガスの影響を受けた樹木はVOC(揮発性有機化合物)が常温・常圧で空気中に揮発し、空気を汚染してシックハウス症候群や化学物質過敏症などの健康被害を引き起こします。
NPO法人「桐、ささやかな植樹祭」理事長 八木隆太
ほかほか健康ショップでは
オリジナルの植林した桐材を販売しています。
「桐のトータルプロデュース」