2024年4月11日
■1981年(昭和56年)以前の旧耐震基準の建物は要注意
耐震診断を受けるにあたって、分かれ目になるのが1981年に建てられた「新耐震基準」の建物であるかどうかです。実際、阪神淡路大震災のときには「新耐震基準」の建物は比較的軽い損傷で、「旧耐震基準」の建物は倒壊などの大きな被害にあっています。熊本地震でも旧耐震基準の建物倒壊率は高く、これらの状況を鑑みると、やはり早期の診断と改修補強工事が必要であると分かります。
■耐震診断の流れ
実際に診断を受けるにあたって、診断する各社によって異なる部分もありますが、基本的な流れについて解説します。
■予備調査
耐震診断をするにあたって、書面にてある程度の建物概要を把握して診断計画をたてます。具体的には「設計図」の有無、建物の構造、増改築の履歴、施行年や施工管理者などを調査し、情報収集をする段階です。この段階では現地調査をするところまではいきません。
>>>続く
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