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保険金の請求漏れに「保険簿」２

2022年11月10日

せっかく保険に入って保険金請求できるのに、請求忘れや認識していないがために、請求漏れが結構あるわけです。そんな請求忘れを防止するためのアプリで、「保険簿」というものがあります。株式会社IBという会社が運営しています。このアプリには、各保険会社も注目していて、評価額で7.5億円という金額が付いています。

まだ、ユーザーは6000人ぐらいしかいないのに、これだけの評価額がついているわけです。ちょっと面白いのは、マネタイズモデルです。ユーザーからは1円も課金せずに無料で、保険会社に対して従量課金をする計画です。1ユーザー（保険会社の顧客）当たり、月50円以上を課金する計画のようです。

個人保険の契約件数は1億9000万件で、損害保険も含めると4億件にまで及びます。そもそも保険金請求されない方が、保険会社は良いと考えているから、このマネタイズは厳しいのではないかと、一見思われるかもしれません。しかし、保険会社は加入者が漏れなく簡単に、保険金を請求できるようにしたいと考えてます。

なので、このアプリの構想に賛同して、大手保険会社が協力してくれてたりします。現在は、保険金の対象になるかどうかだけが、アプリで分かるという機能だけですが、これで保険金の請求まで出来たら便利です。

私自身も、保険金の請求手続きをしたことがありますが、まぁ書類やら何やらが面倒で大変な思いをしました。保険金請求のDX化のような動きが、今後進むと良いなと個人的にも思います。保険簿というアプリを興味があれば、是非チェックしてみてください。

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