2019年10月28日
アク抜きによって、カビ菌や臭い菌の成長の元となる糖分や養分が除去されているため、桐の表面にはカビが生えにくく、異臭が生じないのです。
このアク抜きを3年、5年、8年と行う中で、夏は膨張、冬は収縮を繰り返し、ちょうど皮をなめした様に弾力性が生まれ、軽い木でありながら繊維が切れにくく、とげが刺さらない『桐』が誕生するのです。
桐屋が桐を売るためにごく当たり前に行ってきた工程は桐屋の誇りでもあるのです。
それが、カラーテレビの出現とテレホンショッピングの出現で商売上の桐の価値観が一変しました。
テレビ放映から一般庶民が受けた桐の価値は、美しい「純白」でした。
当時、テレホンショッピングの桐箪笥を製造していた工場は、出来る限り桐の良さを消費者に知ってもらおうと、目細で胴厚の桐タンスをスタジオに持ち込みました。
NPO法人「桐、ささやかな植樹祭」理事長 八木隆太
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