2018年12月18日
■普通酒
米から作られる日本酒の起源は、はるか数千年の昔にさかのぼりますが、今飲まれているような透明の日本酒ができたのは江戸時代からです。第二次大戦後、日本国内の米はとても不足していました。そこで、少ない米から大量の日本酒を作る技法が編み出されました。お酒に水と醸造アルコールを大量に足して、薄まった味を酸味料や糖類などで補うのです。米だけで作る純米酒と同じ量の米で、三倍の酒(三増酒)普通酒が出来たのです。
スーパーなどでよく売られている、紙パックの日本酒や、安い居酒屋などで出される日本酒がこれです。よく「日本酒は二日酔いする、悪酔いする」と言われていますが、実はここで言う日本酒とは、この三増酒のことなのです。ただ、数年前、法律の改正で三増酒が廃止され、2倍に増醸する二増酒に変わりました。
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