ほかほか健康ショップ

冷えは万病のもと2

2020年2月10日


医学的な定義はないようですが、平熱が35度以下を低体温と呼ぶことが多く、ガンなどで受診する患者の体温の大半は35度台と低く、34度台の人もいるようです。
体温の低下はエアコンの使い過ぎや冷たいものの飲み過ぎ、運動不足による筋肉や基礎代謝の低下など生活習慣の乱れやストレスなどによる自律神経の乱れが主な原因になります。
体温は代謝の時の熱エネルギーを使って維持しているため、体温を高めに維持するには運動などで筋肉を増やし、基礎代謝を上げることが望ましいのですが、継続しないと体温はすぐに下がってしまいます。

マッサージなど、こする動作でも皮膚の下の動脈が刺激され、血管の中に一酸化窒素がでることで血管を広げ、血流が上がるため冷えの解消に役立ちます。
食べ物などで基礎代謝を徐々に上げ、体温上昇に役立てようと唐辛子の一種からとれる辛み成分などを使った研究も始まっています。
ただ、体温にも個人差があり、もともと低い人が無理に体温を上げようとすると、逆に自律神経のバランスが崩れ、かえって免疫力を下げる結果にもなりかねません。
適度な運動や血流をよくするマッサージなどで地道に体を改善することが大切なようです。

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