2023年6月22日
◆除草剤の代わりに「転ばし」
除草剤の無かった時代に行われていた工程で、田植えをしてからひと月目の頃に、先端に回転する歯のついた水車の様な道具を使って雑草を水面に浮かせる作業です。『転ばし』という道具で、田んぼの苗と苗の間を押したり引いたりしてヒエなどの雑草がまだ根を深く張らないうちに浮かせます。
雑草が繁茂しないので、苗から稲になる頃、たんぼの養分が全て苗の根に吸収されるため、分けつが良くなります。通常一本の苗から17本分けつすると、秋に稲刈りの時、ちょうどカマで刈り取るのに都合のいい稲藁となります。
★奥会津の限界集落で作った
自然農法のこだわり玄米!