2023年6月27日
それを30日繰り返すと、お米は芯から乾燥していきます。そうすると、お米の養分は残り、旨みの濃度は高くなります。天日干しで最も重要な目的は、お米に穴を開ける事です。お米の中から水分が蒸発するということは、水分より大きな穴が無数に開くために、水分が外気に戻っていくことができるのです。つまりグリーンフラッシュ.のお米は『穴だらけ』なのです。
それだからこそ、炊飯の時、瞬時にお水がお米に入ってくるので、「漬け置き時間」が短くても美味しく炊けるのです。機械による乾燥では、一晩で一気に水分を半分以下に落とすため、お米に自然な小さな穴が生まれる時間がないため、急速に膨張した水分がお米から抜けるので、穴ではなく亀裂が生じて水分が抜けているのです。
よく、お米が立つ!と言われますが、天日干しでお米全体に無数の穴が開くと、立つというよりふっくらとなります。
★奥会津の限界集落で作った
自然農法のこだわり玄米!