2024年7月26日
⑤口を健康に保つ
北海道大学の公衆衛生学の先生が、健康な歯が残っている割合と認知症の関係を調べたところ、歯が少ない人ほど発症のリスクが高いことが分かりました。理由の一つは、歯が少ないほど食べるものが限られ、噛む回数が減り、脳へ指令が行かなくなること。もう一つは、歯周病菌が脳の中に移動することです。
認知症発症者の脳を見ると、βタンパク質の溜まった箇所の周辺に歯周病菌が見つかることもあります。口で発生した歯周病菌が血管を通って脳まで達し、βタンパク質を誘発している可能性が高いのです。こうならないためにも、毎日の歯磨きを徹底し、自分の歯を一生守っていきましょう。
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