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花粉症について1

2020年3月4日


花粉症とは、スギ、ヒノキ、シラカバなどの花粉によって引き起こされるアレルギー症状を指します。
症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙目などが主なものです。
症状が酷(ひど)い場合は、まれに喉(のど)が痛くなったり、発熱する場合もあります。

人体は、体内に入り込んだ異物(抗原)に対抗する物質(抗体)を作ってこれを排除しようとする働きがあります。
アレルギー症状とは、この働きが過剰な状態を指します。
花粉症の場合、スギ花粉などの抗原が体内に取り込まれると、その度にIgE抗体が作られ、これが体内に蓄積され一定量に達すると、体を守るために様々な症状が生じます。

具体的には、花粉を体内にこれ以上入れないよう「くしゃみ」で吹き飛ばす、体内に進入した花粉を「鼻水」や「涙」で体外に排出する「鼻づまり」を起こすことで花粉が体内に入れないようにする、「かゆみ」を発生させ掻(か)くことによって体外に追い払う、などの症状です。
これが花粉症の症状です。

花粉症対策で最も重要なポイントは、抗原である花粉を体内に取り入れないようにすることです。
服装や装備品を工夫することで、花粉を体外に留めることが可能です。

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