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「かくれ眼精疲労」に注意！２－５

2023年9月21日

・年をとっても目は良くなるのか？

年をとると確かに水晶体が硬くなりピントは合いにくくなるものの、毛様体筋が死ぬわけではありません。注意すべきは、眼鏡をかけていると、毛様体筋が「ああ楽だ、ピントが合っている」と認識して働かなくなってしまうことです。眼鏡に頼りすぎず、毛様体筋を活性化すれば、継続次第で近くも見やすくなるはずです。

眼精疲労による視力低下の怖いところは、1.0から0.9、また0.8と少しずつ下がっていくこと。急に見づらくなって困ることがない、測らない限り気づけないことです。だから皆さんには自分が「かくれ眼精疲労」だと自覚していただきたいのです。何気ない簡単な習慣も、続けると大きな差になって現れます。やりやすい、気持ち良いと感じる方法を継続していきましょう。

吉祥寺森岡眼科　森岡清史院長

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