ほかほか健康ショップ

もうひとつのニート1

2019年6月27日


ニートという言葉で思いつくのが学校にも行かず、仕事もしていない若者をさすNEETですが、生活習慣病対策にもニート(NEAT)という言葉が使われ、注目されています。ノンエクササイズ・アクティビティ・サーモジェネシス(Nonexercise activity thermogenesis)の頭文字をとったもので、「非運動性活動熱発生」と直訳できます。

立ったり、歩いたりといった軽い動きを日常生活で頻繁に繰り返すことで、消費エネルギーを増やし、肥満を解消しようという考え方です。軽い食事制限と組み合わせることで、メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)対策に有効なことがわかってきました。

人間の一日の消費エネルギーは、立ち上がる、歩く、じっとしているなど基礎代謝で50-70%を消費し、消化・吸収などで約10%、残りが運動などで消費されます。

ニートはジョギングやスポーツジムに通ったりすることでエネルギーを消費するのではなく、階段の上り下りや電車の中で立ったりなど日常の生活の中でこまめに身体を動かしたり、姿勢の維持や安静時の新陳代謝など非運動性活動の中で消費される熱量のことを指します。

米国サイエンス誌に発表された調査結果によると、やせ気味の人と肥満気味の人とではニートの量が違うようで、10日間の行動記録の分析では、肥満気味の人はやせ気味の人に比べて、一日約160分長く座っているそうです。消費カロリーに換算すると350kcalで、ご飯約1杯半分にあたります。

 

体の中をデトックス!桐炭は油を吸着するので体スッキリ!

桐炭カプセル

桐炭パウダー